見逃すともったいない不動産業界のVR動向

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不動産業界もVRの導入を見て見ぬ振り出来ない存在になってきた

2016年はVR元年と言われSonyのPlaystationVRが発売されたり、様々な業界でVRの活用が始まったりと何かと話題になる事が多かったと思います。そして不動産業界も例外なくVRの導入が活発化してきています。そして何よりも一番気になる不動産業界が活用されているVRとは一体何なのかという事も含め2017年の不動産業界の為のVR活用の現状と動向を探って行こうと思います。

今騒がれているVRとは

Virtual Reality(バーチャルリアリティ)の略で日本語に訳すと仮想現実ということになります。要するに仮想の中でよりリアルな体験ができるということです。現在主流なのがゴーグルを装着しその中に360°の映像が流れ、実際にその世界にいるかのような体験が可能になります。最近ではグローブやブーツなどを装着しその映像に連動し、振動や圧力がかかったりとより現実世界に近い感覚を味わえるような製品も開発されています。

出典:株式会社Cerevo

世界のVR産業の現状

日本の不動産業界のVR活用はまだ一部で、多くはなく、欧米諸国や中国などでは、不動産物件でのVR活用がいよいよ本格化してきております。

絶対に外せない中国のVR事情

ここで気になるのがなぜ中国なのかということですが、中国は現在VR先進国です。360°パノラマカメラやVRカメラ、ゴーグルなどVRに関連する商品を続々と物凄いスピードで開発し、販売されています。私が推測するに中国はここ10数年で急速に製造業のレベルが上がりました。ただし、これといって自慢できる商品がありません。

中国はまだ日本や欧米、韓国などの様に自動車や電化製品、といったような完成された製品に対するブランディングや信用を得られてなく、競争の少ない新しい分野に対していち早く投資し、ブランディングしていこうという考えがあるんではないかと思います。現にここ最近の新しい分野(ドローン、VR、3Dプリンターなど)に対しての中国の存在感はとても大きくなっています。逆に日本はこの分野では世界に遅れているように見えます。

下記はアメリカの不動産会社によるVR360°パノラマ映像を使った物件紹介ビデオです。

VRと不動産業界の相性がよい3つの理由

現在日本では主に販売向けの戸建てやマンションなどの室内を360°パノラマ画像によって撮影しそれをお客さんがVRゴーグルを装着し、実際にその現場に出向く必要なくその場で物件などを確認するために利用されています。

不動産の成約までの時間短縮

・あるアメリカの不動産会社によるとVRを活用し物件成約までの時間が10分の1になったという例もあるようです。お客さんにとっては、内見に行く前にVRの映像を通しある程度候補になる物件を絞ることができるため、内見数も減り、図面や写真に比べ実際の物件とのギャップをなくす事ができるからだと思います。

・お客さんに一旦VRで物件を確認してもらうことでコミュニケーションが円滑に進み、お客さんの抱いている問題点や疑問を解消しやすくなります。

・遠方に住んでいるお客さんに対し、PCやスマートフォンを見せながら、実際に現地に内覧行くことなく魅力的な営業が出来ます。

このように、VRを活用することで不動産会社は時間の節約とコストの削減につながるのではないでしょうか。

今年のVR市場が不動産業界にどのような影響を与えるのかを予測

2017年はますますVRを活用した不動産営業が活発化してくると思われます。日本でも既に多くの不動産賃貸、販売会社がVRの導入を進めています。今後は特にショールームでは本格的に導入が進むのではないかと思います。マンションなどは販売時期の段階では建設中なのでまだ実際の中身を見ることが出来ません。そこでCGなどで製作された360°パノラマ映像を見ながら外観や部屋以外の共用施設などを体験できるようになると思います。

また注文住宅などの戸建を建てる場合でも設計段階で完成後のイメージが簡単に出来るためそういったジャンルにも参入が進むのではないかと思っています。

VRはまだまだ発展途中で秘めた力をたくさん持っています。競争が少ない今だからこそVRを利用し他社と差別化出来る時期だと思います。あと5年するとVRで内覧するのが当たり前の時代が来るのかもしれません。

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